爪先ピースにおいて、テック・ビンディングとアルパイン・ビンディングとの機能比較ではテック・ビンディングの方がはるかに硬く精確であると言えます。しかしながら、踵ピースにおいては当てはまりません。なぜなら、テック・ビンディングではブーツごとにソールの厚さが異なるため、ソールとスキー板との接触がないからです。

FREERIDE SPACER 2022 では、両ビンディング間に存在する問題点のギャップを補い、かつ驚くべきダウンヒル・パフォーマンスを生み出す性能を発揮するものです。

2つの弾性スライディングパッドがソールとスキー板とを接触させ、垂直方向の荷重ならびに捻りの荷重を伝達。また、ジャンプやランディング時に掛かる負荷もパッドは適切なサイドリリース値を生み出します。あらゆるブーツのソールに完璧にフィットさせるために、スペーサーの高さを調節するためのワッシャーが付属しています。